助動詞「will」
こんにちは、りくぼーです。
旅行中で時間がないため早めの投稿です。
今日のテーマは『助動詞will』です。
一般的な参考書ではWillの意味はこのように書かれています。
1.意志 「〜するつもり」
2.推量 「〜するでしょう」
3.習慣・習性 「〜する習慣・習性がある」
4.(否定文で)拒絶 「絶対に〜しない」
なんだかややこしいですね。
これらの意味は全て『100%、必ず〜する』と覚えてしまいましょう。
1の場合なら『必ず〜する』
2の場合は「推量」、つまり自分の気持ちや考えです。そのため例え根拠がなくても言うことができるのです。
3の場合、willは未来形と習ったかもしれません。
こちらの例を見てください。
"The successful man will profit from his mistakes and try again in a different way."Dale Carnegie「成功する人とは、失敗から学び、別の方法で再び立ち向かうものだ」
直訳すると、成功する人は、「必ず利益を得て、必ず挑戦する」です。つまり、成功する人にはそのような習慣・習性があるということです。
4の場合は(否定文)won't「必ず〜しない」→「絶対〜しない」と覚えましょう。
本来、willという語は力強い単語です。しかし、我々日本人には「〜でしょう」としばしば訳されるように、力強いというイメージがわかない人も多いでしょう。なぜそのように感じるのでしょうか。
それは、力強い断定の意味を持つwillだからこそ、ネイティブスピーカーも使う場面を選ぶためです。強く言い過ぎるのはよくないなぁという時には、
"I think I will meet him at the party tonight."
(今夜、パーティーで彼に会うでしょう)
のように"I think"などをつけて断定の意味を弱めるんです。
こういった文によって日本人はwillは「〜でしょう」と弱いイメージを持ってしまうんですね。
このブログを読んでくださっているみなさんは、willは『100%、必ず〜する』と訳すようにしましょう!