Reading is to the mind what exercise is to the body
お久しぶりです。
こんにちは、りくぼーです。
今日は、タイトルにあるように”Reading is to the mind what exercise is to the body”についてです。
こちらの例文は多くの文法書に載っているので見たことがある人もいるかもしれません。
A is to B what C is to D
AのBに対する関係は、CのDに対する関係と同じである
という意味の有名な構文ですね。
先日、とある本を読んでいたら実際に使われているのを見つけました。
多くの文法書に記載されている有名な例文にも関わらず、実際に見たことはなかったので見つけた時に感動してしまいました(笑)
感動すると同時に皆さんに紹介したくなったので、今日はこの例文について触れます。
この例文はどの参考書にも掲載されているほど有名なため、見た事がある人は多いと思います。ただ、この構文の構造を理解している人は少ないのではないでしょうか。
それでは解説していきます。
以下のようにカッコで括って見ると分かりやすくなりますよ!
Reading is (to the mind) {what exercise is to the body}.
※前置詞+名詞は修飾語(M)になります。つまり、主語が reading で補語が what節の第2文型なんです。その V と C のあいだに to the mind(前置詞+名詞) が割って入った形です。基本的にM(修飾語)の位置は比較的自由です。そのためVとCの間に割って入るような事があるんです。
この前置詞句(to the mind) を文末にもっていくと、what節の内部にあるように見えてしまうかもしれません。つまり分りにくいんです。それに to the body to the mind とつながりカッコ悪い印象を受けます。また、修飾語の位置は比較的自由なため、文頭にもっていく手もあります。しかしそうした場合、「B : A = C : D」となり、意味と形がずれてしまう。『A:B=C:D』という形を残すためにもこのような順番になっているんです。