身近な英語の意味、きちんと理解出来ていますか?
こんにちは、りくぼー。です。
今日は、身近な英語についてブログを書きたいと思います。
前回、分からない表現や単語があれば、自分で調べることが大事だよ!という内容のブログを書きました。以下の記事と一緒に読んでみてください。
0.本文に入る前に
日本で生活していても、英語を目にしたり、聞いたりする機会って結構な頻度でありますよね。最近では、電車のアナウンスでも英語や中国語、韓国語などの外国語を耳にする機会が増えました。日本でよく目にする英語はネイティブ・スピーカー(NS)にとって違和感を感じる英語だとよく耳にします。具体的に見てみましょう。
1.We are close. の意味
お店などで以下のような、"close"と書かれた看板等を見たことはありませんか?
おそらく多くの人は何も考えずにスルーしているかもしれません。この例文の正しい意味をきちんと説明できる人はなかなか英語力があるといえるかもしれません。詳しく見てみましょう。
それぞれの単語は非常に簡単ですね。
we(私たち), are(be動詞で「いる、ある」は分かるかと思います。
次のcloseの意味をきちんと言えるかがミソです。
closeの意味を「閉じている」と考えた人は、
丁寧に英語を読むクセを身に着けることを意識したほうがいいかもしれません。
We are close. という文の誤りは、このcloseの箇所です。
closeの一般的な意味は、「(名)閉めること, (形)近い, 親しい, (動)閉じる, 閉める」などがあります。
上の例文で意識するべきポイントは文型です。
we=S(主語), are=V(動詞), close=C(補語)というように、文型を理解できることが正確な読解の上では欠かせません。
be動詞の直後はC(補語)になります。
そのため上記の例文ではcloseが補語(C)であるということが自動的に分かります。
文型でいうと、第2文型というやつですね。文型がどうしようもないくらい苦手だという人はこちらの記事を参照してみてください。
基本的に英語は文型に則って書かれたり、話されたりしています。
ある程度のレベル(センター試験レベル)までであれば、品詞と文型の理解が正確に出来ていれば読めるといっても過言ではないでしょう。それくらい重要なんです。英語のNSは無意識に使うことが出来るけど、私たちには出来ません。だからこそ、NSが無意識にしている方法を私たちは意識的に行う必要があります。その上で必要になってくるのが文法の理解なんですね...またまた話が脱線しかけているので話を戻します。笑
We are close. をどう直すと「閉店中」になるかというと、closeをclosedというように過去分詞(文法用語が嫌いな人は無視してください)に直す必要があります。
We are closed. という受け身の文章にして初めて伝えたい内容である「閉店中」という意味になるんですね。
2.補足説明
第2文型はS(主語)=C(補語)という形が成り立ちます。
ex) I am happy. 「私(S)=幸せ(C)」
そのため、We are close. という例文は「私たちは親しい」
という全く別の意味になってしまいます。
店員さん同士が仲がいいことは大変望ましいことではありますが、お客さんにアピールすることではないですよね。笑
最近は目にする機会は減ってきた気はしますが、自分たちの仲の良さをアピールしているお店が日本には多くありすぎている。笑
補足しておくと、openは、(名)戸外, 広々とした場所, (動)開く, 開ける, (形)開いている, 広々とした」という意味です。そのため、We are open. という場合は文法的におかしくはないんです。
ちなみに、「閉店 英語」とgoogle で調べると、このように出てきます。
知らない単語や覚えにくい表現がある場合は、google で画像検索をすると比較的簡単に覚えられ流のでおすすめです。よければ以下の記事を参照してください。
街中で目にする英語に注意を払うだけで面白い例文に出逢う事ができます。
ぜひ注目してみてください!