りくぼー。@英語専攻の英語ブログ

英語が出来なかった経験を活かして『英語を楽しく、身近に』をモットーにブログを書いています。

どうして文型をやるの?やらなきゃダメ?

こんにちは、りくぼーです。

 
今日は久しぶりの投稿です。
 
英文法に関する本を読んでいます。そんな時にふと、ブログを書きたくなったので一旦本を読む手を止めてブログを書いています。
 
今日はとにかく『文型の重要性』について書きたいと思います。


①SV
SVC
③SVO
④SVOO
⑤SVOC
 
基本的に文型は上のような5つに分けることが出来ます。5文型と言われるやつですね。
 
おそらく、多くの人が学校の授業でも5文型は扱ったと思います。しかし、きちんと理解しているかと言われると自信を持って答えられないのではないでしょうか。
 
 
学校の授業でも必ずやる文型ですが、文型の重要性を理解している人はそれほどいないのではないでしょうか。日本では特に、軽視されている印象を受けます。文型は全ての英文に関わるにもかかわらずです!
 
 
文型から嫌になって英語嫌いになる人も少なくないのではないでしょうか。(かつての私です苦笑)
 
 
しかし、それぞれの文型の「基本訳」を理解すれば理解は深まります。
 
そもそも、①〜⑤の文型には「基本訳」があるのをご存知ですか?
 
 
①『SはVする」
②『SはCである』(be 系)と『SはCになる』(become 系)
③『SはOをVする』
④『SはO1にO2をVする』
⑤『SはOをCにする(SによってOはCになる)』(make 系)と『SはOをCだと思う』(think 系)
というように、それぞれ基本訳があります。
 
 
 
これだけだと分かりにくいので、例を見てみましょう。
 
I live in Tokyo.(私は東京に住んでいる)と基本訳の通り、『SはVする』と訳せますね。
ちなみに、主語になれるのは名詞か代名詞です。
 
 
My family are rich.(私の家族はお金持ちだ「S=C」)
Her dream will come true.(彼女の夢は実現するでしょう「S=C」)
第2文型では『S=C』の関係になります。CはComplementの頭文字で「補語」を意味します。また、補語になれるのは名詞か形容詞です。
 
 
I bought a new watch.(私は新しい腕時計を買った)S=私、V=買った(buyの過去形)、O=腕時計をのように、『SはOをVする』と訳せますね。Oはobjectの頭文字で「目的語」を意味します。目的語とは、動詞が表す動作の対象のことです。O(目的語)になれるのは名詞か代名詞です。また、動詞の後ろにOを取る動詞を「他動詞」と呼びます。
※O(目的語)には助詞の「を」を付けて読むのが原則です!
 
 
I gave her a letter.(私は彼女に手紙をあげた)S=私、V=あげた(giveの過去形)、O1=彼女に、O2手紙をのように『SはO1にO2をVする』と訳せますね。
第4文型では、「O1O2」という助詞を覚える必要があります。また、「O1がO2を持っている」という関係が成立します。この例文では、手紙を持っているのは私ではなく、彼女ですよね。つまり、O1(彼女)がO2(手紙)を持っているという関係が成立しています。
 
 
The news made me happy.(その知らせは私を幸せにした)この例文はmake 系の文で、S=その知らせは、V=した、O=私を、C=幸せにとなり、『SはOをCにする』と訳せます。
We think him a genius.(私たちは彼を天才だと思っている)この例文はthink 系の文で、S=私たち、V=思う、O=彼を、C=天才となり、『SはOをCだと思う』と訳せます。
第5文型では、O=C(O be Cの関係)が成立します。上の訳を見ても分かるように、O(me)=C(happy)、O(him)=C(genius)の関係が成立していますね。=やbe動詞に置き換えて文が成立していれば正しいということです。
 
 
 
今回は長くなってしまいましたが、全ての文に文型は関わってきます。だからこそ丁寧に説明をしたつもりです。文型を理解すれば格段に、確実に英語は読めるようになります。ぜひ、何度も読んで文型の理解を深めてください。