動詞の違い、理解していますか?
こんにちは、りくぼーです。
塾講のバイトをしていて動詞について初歩的なことから分かっていない生徒を見かけることがあります。
そんな生徒に普段私がどのように教えているかを書いていきます。
そこで今日のテーマは『動詞』についてです。
動詞には自動詞と他動詞があることをご存知ですか?
自動詞は…笑う、走る、歩くなどのように、自分一人でできることだと思うと分かりやすいです。もっと言うと、「そうなんだ」と言って話を終えられる(むしろ話が終わる(?))動詞だと思ってください。
例えば、友達にいきなり「俺、今日走って学校来たんだ」と言われたら「あ、そうなんだ」で終わりませんか?笑
I smiled yesterday.(私は昨日笑った)
「へぇー、そーなんだー」で終わりますよね?笑
対して、他動詞は…対象が必要な動詞です。もっと分かりやすく言うと、「何を?」とツッコミを入れられる動詞です。
例えば、友達に「俺、昨日買っちゃった」と言われたら「何を?」って聞き返しますよね?聞き返したくなりますよね?人によっては聞き返さない人もいるかもしれませんが、少なくとも英語の世界では聞き返してあげてください(笑)
他動詞の例としてlike(〜を好む) や read(〜を読む)を見てみましょう。
like「〜を好む」といっても「何を?」とツッコミを入れられますよね。入れてあげてください!そこで英語では、りんごや読書というような具体的な物事(目的語)を付け加えて限定してあげるんです。watch「〜を見る」にしても、「何を?」とツッコミを入れられますよね。
実際、*I watched yesterday. (私は昨日、見た)と言われても曖昧すぎてよく分かりません。そこで英語では、テレビだったり映画だったりスポーツ観戦というような目的語(O)を取って説明をするんです。
ちなみに、字を見ても分かります。
自動詞は、自分を動かす詞(ことば)なのに対して他動詞は、他人を動かす詞(ことば)です。
英語は左から右に読んでいきますよね。英語という言語は、『語順』がかなり重要な役割を果たしています。それは文型を見ることによっても分かります。だからこそ、文型を理解することは非常に重要なんです。
みなさん、昨日の文型についてのブログは読んでくれましたか?もちろん読んでくれましたよね?😇
しかし、厄介なことに動詞の中には自動詞と他動詞の両方の意味を含む動詞があるんです。
例えば、walk。自動詞の場合は「歩く」ですよね。しかし、他動詞の場合には「〜を歩かせる」という意味があります。「散歩させる」「付き添って歩く」などの意味がありますが、まぁ、つまり、「歩かせる」って思ってくれて大丈夫です。
I walked my dog yesterday.なら「私は昨日犬を歩かせた」つまり、「犬の散歩をした」という意味になります。また、I walked my bike.であれば、「私は私のバイクを歩かせた(付き添って歩いた)」つまり、「自転車を押して歩いた」という意味になります。
例としてgrowも見てみましょう。
自動詞の場合は、「成長する」です。
ex) Money doesn't grow on trees.(金のなる木はない)つまり、「お金を楽に得る方法はない」ということわざですね。こんなこと急に言われてみてください。「おぉ、そうだな」くらいにしか答えられないですよね。笑
それに対して、他動詞の場合は、「〜を育てる」です。「何を?」とツッコミを入れられますよね。だから目的語(O)が必要なんです。
植物だったりヒゲだったり髪の毛だったりに使います。人によっては細胞なんかも育てる(培養)する人もいるかもしれません。
<まとめ>①動詞には2種類ある:自動詞と他動詞②自動詞は1人でもできる動詞③他動詞は「何を?」とツッコめる動詞
多くの場合、学校でも塾でも「単語は自分でやれ」と言われます。しかし、英語が嫌いで苦手な生徒からしたら嫌で嫌で仕方がないですよね。だって眠くなるし。
そんな機械的な単語の暗記を避けるために、楽しみながら覚えていくために、これまでにも何度か書いてきたように、私は『語源』や『ネイティブの語感』を使い、理解した上で覚えるようにしました。単に暗記をしているだけだとすぐ忘れてしまいますよね。しかし、一度理解した上で覚えてしまえば忘れる確率も低くはなります。絶対に忘れないとは言えないのがあれですが。まぁ、少なくとも機械的な暗記よりかは忘れにくくなります!(これは断言できる!)
つまらないインプットをしつつオンライン英会話などでアウトプットをして同時進行で行うと理解度、定着度は増します。アウトプットの方が断然楽しいですよね。笑
インプットのみではなく、アウトプットの場を設けることは非常に重要です。
英語をやっていく中でいくつか例外はありますがそれはまぁ、英語を勉強していく中で覚えていきましょう。少しでも役に立つように、楽しめるようにブログを書いていきたいと思います。