りくぼー。@英語専攻の英語ブログ

英語が出来なかった経験を活かして『英語を楽しく、身近に』をモットーにブログを書いています。

丸暗記不要、現在完了形の覚え方

こんにちは、りくぼーです。

 
今日は『現在完了形』について書きたいと思います。
 
 
現在完了形には4つの用法があります。
①継続
②経験
③結果
④完了
 
中には、学校などでこれらの4つの用法を暗記させられ、英語嫌いの原因になった人もいるかもしれません。
 
しかし、私個人的には、無理に◯◯用法と覚える必要はないと思っています。何度か書いてきましたが、重要なのは感覚です。イメージを用いて感覚を理解することです!
 
そこで、今日は英語が苦手な人でも分かるように書いていきます。
 
完了形とは、have + Vp.p.のことです。p.p.とは「過去分詞」のことでpast participleの略です。
単語には原形・過去形・過去分詞と3つの形があります。例えばgoの場合はgo(原形)・go(現在形)・went(過去形)・gone(過去分詞形)です。beの場合はbe(原形 ・is/are(現在形)・was/were(過去形)・been(過去分詞形)です。
 
 
とりあえず今日のブログでは、現在完了形は『過去+現在形』とだけ覚えてください!◯◯用法と覚えるよりかははるかに楽だと思います!
 
 
そもそも日本語の時制には「現在完了」というものがありません。だからこそ日本語訳で考えてもズレが生じてしまうんです。
 
 
だからこそ何度も言うように、イメージで考えるクセを身につけてほしいのです。
 
 
現在完了形は『過去+現在』形です。『過去と現在』のどちらの意味も含んでいます。しかし、焦点が置かれているのはです。
 
現在完了形とは、『今』どうしているか、どうなっているかを表すのです。
 
例えば、こちらの例文を見てください。
(1)I lived in Tokyo three years ago.
(私は3年前、東京に住んでいた)
(2)I live in Tokyo.
(私は東京に住んでいる)
(3)I have lived in Tokyo for three years.
(私は3年間東京に住んでいる」
 
は「過去形」です。過去形は、「過去の出来事・状態」を表します。例文の場合は、3年前という限定された過去を表しています。「3年前は東京に住んでいたよ」ということしか分からないのです。だから4年前、5年前のことは分かりませんし、「今」のことも分かりません。
 
 
は「現在形」です。「現在形」は過去・現在・未来に成り立つことを表します。live「住む」もそうですよね。今日は東京に住むけど明日は大阪、明後日は名古屋なんてことはないですよね。それはただの旅行か出張ですよね。
 
だから(2)は「(昨日も、今日も、明日も)東京に住んでいる」という意味が含まれている現在形です。
 
⑶は「現在完了形」です。現在完了形は、『過去+現在』です。だから例文では、「3年前から東京に住んでいる」=「3年間東京に住んでいる」ということが分かるのです。ここで焦点が置かれているのは『』であることが重要です。
 
 
つまり、過去形は過去のことを表わし、現在形は今のことを表します。でもそれだとこの例文の場合だと、「3年前」と「今」しか表せないんです。3年前と今は点と点になってる状態です。それを線で結び、「3年前から今も東京に住んでるよ」と継続を表したい時には、(1)+(2)=(3)という感じです。
 


現在完了形=過去+現在です。何度でも言いますよ。笑
 
 
あるいは、別の考え方として、現在完了形の形はhave +Vp.p.ですね。Vp.p.は過去の状態です。Vp.p.をhave(持っている)ということなので「過去の状態を持っている」つまり、『過去+現在』だと言えるのです。そして、have(持っている)のはいつでしょうか。
 
 
そう、「」です。なぜならhadじゃなくてhaveが使われていますよね。haveが使われているということは現在形です。だからこそ「」に焦点が置かれているのです。
 
 
なんとなく理解できましたか?
難しそうに見える単元ですが、イメージで捉えると意外と簡単じゃないですか?
 
ぜひ、イメージで考えるクセを身につけてください。
 
次回はさらに深く「現在完了形」について書いていきます。