りくぼー。@英語専攻の英語ブログ

英語が出来なかった経験を活かして『英語を楽しく、身近に』をモットーにブログを書いています。

動詞の語感を考える

こんにちは、りくぼーです。

 

今日は『I love you』から動詞のイメージを見ていきたいと思います。

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そもそもネイティブスピーカーは自動詞・他動詞の概念を知らないそうです。

なぜかというと彼らは文法を先に勉強しているわけではないからです。

 

つまり、生活の中で自然と身につけてきたわけです。

 

私たち日本人も生活していく中で、日本語(母語)を習得してきましたよね。自然と身につけたから「日本語を説明して」と言われても文法的にきちんと解説出来る人は少ないのではないでしょうか。納得ですね!これを基に以下のように考えてみました。

 

「私たちが母語である日本語を生活の中で自然と身につけたプロセスをイメージすれば英語にも当てはめられるのではないか」と。

簡単に説明していきます。

 

どういうことか。『love』を例に見てみましょう。

『love』は他動詞だから目的語が必要。だから『love』の後には必ず目的語を置かないといけない

と私は習いましたしこのように習うのが通例でしょう。これは他の動詞に対しても使われます。

 

しかし、別の考え方が出来るのではないかと仮説を立てました。

つまり、発想を変えてみる。いや、そもそも発想が違うのかもしれない、と。

 

『love』が他動詞だから目的語を必要とするのではなくて、目的語があるからこそ『love』できる。

つまり、目的語がないと『love』が出来ないと考えてみました。

 

 

言葉だけだと分かりにくいのでイメージしてみると納得出来ると思います。

 

 

動詞の『love』をイメージしてみてください。

 

どんなイメージがありますか?

 

「いつでも心の中にいる存在」

 

「いなくてはならない存在」

 

「その人のためならなんだってできる」

 

このようなイメージが思い浮かぶでしょう。

 

あなたにとってそのような人を思い浮かべてみてください。絶対にいると思います。

 

私の頭に浮かんだのは、母や父や兄です。

私にとって家族はいなくてはならない存在だし、もしもいなくなったら心が張り裂けそうになります。家族のためならなんだってできます。

 

好きな人や恋人である必要はないと思いますし限定できるものでもないと思います。

『love』は『love』する相手がいるからこそ使える動詞ではないでしょうか。

いなければそもそも使う必要がないので出番すらない。

 

だから、他動詞ありきの目的語ではなく、目的語がありきの他動詞です。

 

そして、『love』を使う際は直後に相手が来なくてはなりません。『love』の邪魔になるから時間や場所を表す表現も挟まない。結果的に『主語(S)・動詞(V)・目的語(O)』の語順になるというように文型にも関係があるように思えます。

 

さらに、ネイティブスピーカーの発音を聞くと、他動詞と目的語を1つのセットであるかのように話します。

 

"I love you."を「アイラビュー」というように繋げて話しますよね。

そこに密接な繋がりがあると考えられます。

 

全てはイメージすることによって理解できます。

そもそも自動詞か他動詞かを丸暗記する必要はないんです。

 

『I run.』はそのままでイメージが完結しますが、『I eat.』ではイメージが作れません。食べるものがないときにはネイティブスピーカーは『eat』という単語を使わないし使うわけがないんです。だから『eat』は他動詞です。目的語ありきなんです。

 

困った時は、画像検索をしてみると意外と解決したりすることがあるのでオススメですよ!

 

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