りくぼー。@英語専攻の英語ブログ

英語が出来なかった経験を活かして『英語を楽しく、身近に』をモットーにブログを書いています。

天野杯に行ってきた!

こんばんは、りくぼーです。

 
みなさんは天野杯を知っていますか?
 
 
天野杯とは、全日本大学生英語弁論大会の一つで、大隈重信杯争奪全日本学生英語弁論大会(早稲田大学福澤杯争奪全日本学生英語弁論大会(慶應義塾大学と並び全国三大学生スピーチコンテストの一つに数えられ、学生スピーチ大会としては文部科学大臣杯をいただいている数少ない大会の一つです。
 


 
そんな名の知れている大会であるにも関わらず、知らない人は多いのではないでしょうか。
 
 
今回のブログを通してより多くの方に知ってもらえたらいいなと思います。受験生など、特に中学生や高校生に知ってもらいたいです。獨協大学、凄いです! 
結論から言いますと、天野杯、かなりヤバいです!めちゃくちゃ感動したし何度も鳥肌が立ちました。各スピーカーが「天野杯という大舞台に向けて努力した成果を見せつけてやるぞ!」と気合いが入っているように見えました。
 
 
残念ながらExtemporaneous Speech(即興演説)「以下:エクステンポ」は時間の都合上、見ることが出来なかったのですが、Prepared Speech(自分の書きたいトピックについて事前に準備をしているスピーチ)「以下:プリペアード」は各スピーカーの想いがひしひしと伝わってきました。
 
書きたい内容を事前に書いてくるプリペアードでは事前に準備しているだけあってみなさん非常にレベルが高く、各スピーカーの個性を見ることが出来ましたし彼らの努力の痕跡が垣間見えました。
 
 
また、プリペアードでは具体例が最大のカギになります。なぜならそのトピックをなぜ伝えたいのかという最大の理由になるからです。
 
 
世の中には多くの問題が山積しています。例えば、私たちが朝マックを快適に食べている最中でも、世界中で飢餓に苦しんでいる子供たちが大勢いますよね。問題が山積しているにも関わらず、なぜそのスピーチをする価値があるのか。それを決めるのは具体例で決まると言っても過言ではありません。その人にしかできない具体例を用いることによって主張したいことの重みが増すんです。
 
今回のプリペアードでは各スピーカーの個性がかなり出ており、彼らにしか出来ないスピーチだったと思いました✨
 
 
この感動は文面だけで伝えることはできません。大隈杯福澤天野杯(各大学のイメージカラーにしてみました笑)、と三大大会は毎年行われます。また、多くの大学でも大会は行われています。ぜひ一度、生で見てみてください!
 
さらに、今回の天野杯では、放送通訳者として活躍されている柴原 早苗さんがゲストスピーカーとして講演をされていました。
 
通訳の仕事、通訳に必要な能力、英語学習の秘訣など基本的な事柄から深い話までお話しされており、大変学ぶことが多かったです。
 
 
今回の天野杯のコンセプトは、
Spark~Be a sparker for New World~です。"Spark"には「きっかけ」という意味があります。ただ単にスピーチをするのではなく、日常にある「きっかけ」から生まれたスピーチによって、人々に行動を変化させる「きっかけ」を生み、世界に変化をもたらす「きっかけ」になることを願う獨協大学ESSさんのお気持ちです。素敵!
 
 
今回の天野杯を見て、私自身多くの刺激を受けました。同世代の人が大舞台で多くの聴衆を前に発表をする。カッコよかったです。スピーチっていいな、ESSっていいなと改めて感じました。ディベートやディスカッションも見てみたいと思いましたし、自分自身の夢や目標に向かって精進しようと心を新たに決めました。
 

writingの書き方の基本

こんばんは、りくぼーです。

 
今日はwritingの基本的な書き方について書いていきます。
これを知ってると現代文にも英語にもプレゼンにもビジネスにも使えますよ。


最近では、『英語で日記を書いてみよう』と名付けられた参考書が多く出版されています。そのため、多くの人が日頃からwritingを行う機会が多いかもしれません。しかしライティングの基本的な書き方を理解していますか?
 
PREP法という文章構成法の一つを知っている人がいるかもしれません。
PREPとは以下の略です。
 
P: Point(ポイント)
R: Reason(理由)
E: Example or Experience(例あるいは経験)
P:Point(ポイント)
 
構成としては1~4のようになります。
 
 
これだけだと分かりにくいと思うので例を挙げましょう。
 
1.俺は彼女が好きだ!
2.可愛い
3.実際クラスの男子はみんな彼女を可愛いと言う
4.だから俺は彼女が好きだ!
 
「え、こんなんでいいの?」と思う人がいるかもしれません。初めのうちは全然大丈夫です。構成を理解するためですからね!
 
もうちょっとまともに書くとこんな感じです。
 
1.私は英語を勉強したい
2.かっこいいし需要がある
3.実際、日本では英語関連の多くの仕事がある(ex)通訳・翻訳
4.だから私は英語を勉強したい
 
※あくまで構成を分かりやすくするために書いただけですからね!笑
 
 
1.の主張だけだと説得力なくないですか?笑
だからこそ2.理由や3.例が重要な役割をするんです。
 
 
「俺は彼女が好きだ!」と主張する人がいたとします。
「どこが?なんで?」と問われて答えられないようだと「ホントに好きなの?」と感じられてしまうかもしれません。
 
彼女としても気配りができる、一緒にいて楽しい、などの理由を聞きたいはずですよね。笑
 
 
writingには基本的な書き方が存在します。
 
これを知っているか知らないかでwritingの質はかなり違ってきます。
 
もちろん、基本的な書き方を知らなくても上手に書ける人もいるでしょう。
 
ただ、基本ができていない人は、いづれ伸び悩む傾向にあるように思います。文型の理
解が不十分なまま英語学習を続けたら必ずスランプに陥るのと同じです。
 
少なくとも私が英検準1級に合格できた一つの要因は、writingでかなり差をつけることが出来たからだと思います。
 
皆さんもぜひ参考にしてみてください!
 

 

語源学習は上級者向け?

こんばんは、りくぼーです。

 
台風の影響で予定がなくなってしまったため一日中家にこもってます。
 
 
暇なので塾講バイトの際に思ったことについて書きたいと思います。
 
 
私は塾講でバイトをしています。正直、これまで勉強をしてこなかったような生徒で第一志望校合格までは程遠いレベルの子を教えてたりします。
 
 
私自身、勉強なんて大嫌い、やる意味ない、役に立たない、と思っていましたので彼らの気持ちがよく分かります(今はやらなかったことを後悔していますが...)
 
 
勉強が大嫌いだった私自身がどうやって好きになっていったか(英語だけ)を考え、生徒たちにも活かせないかと思い、塾講バイトをしています。
 
何度もブログにも書いていますが、私が英語にハマったキッカケの一つが「語源」なんです。
 
実際、私自身もそうだったように、英語が嫌い・苦手な人ってそもそも何が嫌かと言うと単語を覚えることだと思うんです。退屈で眠くなるし覚えてもまた忘れるし…
 
 
そんな中、私は「語源」を使って楽しく学習するというアプローチに変えました。すると退屈でしかなかった暗記学習がなんだか楽しいものに感じられるようになったんです。
 
その面白さに気づけたら英語が嫌いな生徒も少しは英語への抵抗がなくなるのではないかと思って私なりに魅力を伝えています。
 
 
語源についてやる中で、人気の例の一つに、rival「ライバル」とarrive「到着する」があります。
ざっくりとした説明ではありますが、「rivalとarriveの語源はriver「川」でrivalがriver「川」をまたいだ相手、arriveはriver「川」を越えて辿り着く」と言うように日本人にも馴染みの深いカタカナ英語を駆使することによって中学生にも理解しやすいようです。
 
 
 
語源を使った語彙習得法は上級者向けだとされています。しかし塾講のバイトで語源を教えている私としては、扱う内容次第では小学生でも理解できるものがあるのではないかと感じています。
 
 
早い段階から「語源」の一部だけでも知っていることで、今後の英語学習の幅はかなり広がるのではないでしょうか。機械的に覚えるより楽しいし学問としても魅力的です。みなさんはどうお考えですか?