りくぼー。@英語専攻の英語ブログ

英語が出来なかった経験を活かして『英語を楽しく、身近に』をモットーにブログを書いています。

英語力を上げたきゃ基礎を徹底しよう!

こんにちは、りくぼー。です。

 

なんとなく、『りくぼー。@英語専攻の英語ブログ』に改名しました。

 

今回は日本の英語教育業界に革命を起こしうる or 起こしている参考書を紹介します。

 

その名も、『英文法10題ドリルシリーズ』です。

 

英文法入門10題ドリル (駿台受験シリーズ)

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英文法基礎10題ドリル (駿台受験シリーズ) 

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目安としては、文法が苦手な人(センター試験120点未満レベル)は『入門』を、まだ少し不安意識がある人(センター試験160点未満レベル)は『基礎』を、取り組むことをオススメします。

 

 

私自身、『基礎』をやって他に類を見ない名著だと感じ、色んな人に勧めていました。そんな時に、『入門』の校正のお手伝いをやらせていただく機会をいただき、りくぼー。は『入門』の校正のお手伝いをさせていただきました。

 

だからというわけではありませんが、『入門』から徹底的にやり込んだ上で、『基礎』を徹底的に取り組むと確実に英語力は改善されます。

 

 

また、私が『英文法10題ドリルシリーズ』をオススメする理由はいくつかありますが、大きな理由は以下の3つです。

 

①徹底的に成功体験を味わえる

②徹底的に苦手な人向けの構成

③徹底的に演習を重視した構成

  

①について。

英語だけでなく何かを嫌ったり苦手意識を持つ理由として、「出来ない or 分からない」ということがあると思います。

  

②について。

苦手な人は知らないことが多く出来ないことがほとんどです。普段、塾で教えていても「何をやればいいか分からない人」が少なくありません。そんな人向けに徹底して基礎から構成されています。

  

③について。

出来ない人の多くは、そもそもやる量が少ないです。私自身もそうでした。やらないから出来ないんですね。本書のやり方に沿ってやれば、着実にかつ確実にあなたの英語力は向上します。

 

さらに、例文も魅力の1つです。

 

著者の田中 健一さんは名古屋グランパスSKE48のファンです。それが本書の随所に現れているんです。

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参考書って結構同じような例文があってつまらないですよね。本書のような例文はまず他の参考書では見ないでしょう。

 

 

楽しみながら勉強しつつ、着実にかつ確実に、英語力をあげることができます。

 

 

また、本書で扱っている例文は実際に大学入試で使われた例文であり、出典大学が記されています。

 

 

実際の入試で使われた単語・熟語等を使ってやることで大学入試に対応した力が身につきます。大学入試で必要とされる力が身につけば、英検やTOEICといった資格試験にも応用ができます。

 

りくぼー。の英語勉強法チャンネルでは『楽しく、英語を身近に』をモットーにブログを書いています。

楽しみながら英語力を高められるなんて最高ですよね!ぜひ、手に取ってみてください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

動詞の語感を考える

こんにちは、りくぼーです。

 

今日は『I love you』から動詞のイメージを見ていきたいと思います。

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そもそもネイティブスピーカーは自動詞・他動詞の概念を知らないそうです。

なぜかというと彼らは文法を先に勉強しているわけではないからです。

 

つまり、生活の中で自然と身につけてきたわけです。

 

私たち日本人も生活していく中で、日本語(母語)を習得してきましたよね。自然と身につけたから「日本語を説明して」と言われても文法的にきちんと解説出来る人は少ないのではないでしょうか。納得ですね!これを基に以下のように考えてみました。

 

「私たちが母語である日本語を生活の中で自然と身につけたプロセスをイメージすれば英語にも当てはめられるのではないか」と。

簡単に説明していきます。

 

どういうことか。『love』を例に見てみましょう。

『love』は他動詞だから目的語が必要。だから『love』の後には必ず目的語を置かないといけない

と私は習いましたしこのように習うのが通例でしょう。これは他の動詞に対しても使われます。

 

しかし、別の考え方が出来るのではないかと仮説を立てました。

つまり、発想を変えてみる。いや、そもそも発想が違うのかもしれない、と。

 

『love』が他動詞だから目的語を必要とするのではなくて、目的語があるからこそ『love』できる。

つまり、目的語がないと『love』が出来ないと考えてみました。

 

 

言葉だけだと分かりにくいのでイメージしてみると納得出来ると思います。

 

 

動詞の『love』をイメージしてみてください。

 

どんなイメージがありますか?

 

「いつでも心の中にいる存在」

 

「いなくてはならない存在」

 

「その人のためならなんだってできる」

 

このようなイメージが思い浮かぶでしょう。

 

あなたにとってそのような人を思い浮かべてみてください。絶対にいると思います。

 

私の頭に浮かんだのは、母や父や兄です。

私にとって家族はいなくてはならない存在だし、もしもいなくなったら心が張り裂けそうになります。家族のためならなんだってできます。

 

好きな人や恋人である必要はないと思いますし限定できるものでもないと思います。

『love』は『love』する相手がいるからこそ使える動詞ではないでしょうか。

いなければそもそも使う必要がないので出番すらない。

 

だから、他動詞ありきの目的語ではなく、目的語がありきの他動詞です。

 

そして、『love』を使う際は直後に相手が来なくてはなりません。『love』の邪魔になるから時間や場所を表す表現も挟まない。結果的に『主語(S)・動詞(V)・目的語(O)』の語順になるというように文型にも関係があるように思えます。

 

さらに、ネイティブスピーカーの発音を聞くと、他動詞と目的語を1つのセットであるかのように話します。

 

"I love you."を「アイラビュー」というように繋げて話しますよね。

そこに密接な繋がりがあると考えられます。

 

全てはイメージすることによって理解できます。

そもそも自動詞か他動詞かを丸暗記する必要はないんです。

 

『I run.』はそのままでイメージが完結しますが、『I eat.』ではイメージが作れません。食べるものがないときにはネイティブスピーカーは『eat』という単語を使わないし使うわけがないんです。だから『eat』は他動詞です。目的語ありきなんです。

 

困った時は、画像検索をしてみると意外と解決したりすることがあるのでオススメですよ!

 

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発音は思いやり

こんばんは、りくぼー。です。

 

 
 
国語学習の際、みなさんが一番憧れるのはネイティブスピーカーのように流暢に話すことではないでしょうか?
 
実際、私が英語を勉強するようになったきっかけは「英語をペラペラ話せたらカッコいいなぁ」という憧れの気持ちからでした。
 
 
そこで今日のテーマは『発音』についてです。
 
前回と同様の内容ではありますが、2020年の教育改革に向けて発音に関しても様々な意見があらゆる方面からしばしば出てきます。
 
例えば、4技能推進派の中には、「カタカナ英語でもいいから気にせず話してみよう」と主張する人がいます。しかし、私はそれには反対です。
 
 
というのも、カタカナ英語や和製英語ではネイティブスピーカーや他国の非ネイティブスピーカーには分かりづらい、あるいは伝わらないことがあるためです。英検をはじめとした資格試験においても、発音の流暢性は高い方がいいでしょう。
 
確かに、発音が悪くても伝わることには伝わるでしょう。しかし、個人的にそれは一方的な考えではないかと思います。なぜなら、コミュニケーションの際には、双方がノンストレスでやり取りできるのが理想だと思うからです。日常生活で緊張状態で相手のいうことを聞いたりすることって普通の状況ではないですもんね。
 
 
「伝わることには伝わる。けど、伝わらないこともある。」のであれば、『より伝わりやすい英語」を身につけるのがいいとは思いませんか?
 
 
例として、「アパート」が挙げられます。
「アパート」はカタカナ英語なのでおそらく外国人には伝わらないでしょう。アメリカ英語では「apartment」イギリス英語ではflatと言います。また、「mansion(マンション)」は英語の場合、「お金持ちが住むような大豪邸」を意味します。そのため、「マンションに住んでいます」と言った場合、かなりお金持ちだと思われるので注意が必要です(笑)
 
 
 
続いて「アレルギー」です。
「アレルギーがあります」と伝えたい場合、"I have an allergy to ◯◯"や「allergy」の形容詞の「allergic」を使って"I am allergic to◯◯"と言うことが出来ます。アレルギー持ちの方には何かを注文する際など、確認することは重要でしょう。しかし、カタカナ英語の「アレルギー」では相手に伝わらない可能性が高いです。というのも実際の発音は「アラージー、アラジー」発音記号の場合は、[ǽlərdʒ]のように発音するためです。
 
 
また以前にも書いた通り、英語は世界共通語となっています。そのため世界には英語を第二言語として話す人口は約13.6億人と英語人口の78%を占めています。そのため、ネイティブ・スピーカーのような流暢な英語と一括りにするのではなく、非ネイティブ・スピーカーが理解できるよう国際音声記号IPA」による発音をマスターし非ネイティブ・スピーカー同士が理解しやすいような英語を話せるようになれたらいいのではないかと思います。今後の世界ではネイティブスピーカーと話す機会よりも、非ネイティブスピーカーと話す機会の方が多いでしょう。
 
「発音なんて気にしないでいい」と主張する人がいます。しかし発音がデタラメでも話をして聞いてくれるのは、余程話している内容が聞く価値があると聞き手が判断したときです。
 
例えば学会発表などがそれにあたります。どこかの大学教授や研究者の研究内容であれば聞く価値はあるかもしれません。しかし私達の多くは聞く価値が無いと判断される確率は高いでしょう。
 
上の例は極端な例ではありますが、可能性としてはゼロではありません。
だからこそ私自身は発音をよくしてほしい、していきたいと思っています。
 
発音について詳しく知りたい方は是非調べてみてください。
発音向上法については後日書きます。